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Claude Code

Claude Code GitLab連携の使い方|MRバッジからCI/CD自動化まで

公開: 読了目安7分

#GitLab #連携 #自動化

Claude Code GitLab連携の使い方|MRバッジからCI/CD自動化まで

先に結論: Claude Codeはv2.1.232〜v2.1.234(2026年8月)でGitLab対応が本格化し、glab CLI連携によるMRバッジ表示、--worktreeへのMR URL指定、GitLabプラグインマーケットプレイスが使えるようになりました。GitLab CI/CDでは.gitlab-ci.ymlにジョブを1つ追加すると、@claudeメンションでMR作成まで自動化できます(ベータ)。

Claude Codeの連携機能はこれまでGitHub中心でしたが、2026年8月のアップデートでGitLabへの対応が一気に進みました。

この記事では、手元のターミナルで使えるローカル連携と、GitLab CI/CD上で動かす自動化の2つに分けて、設定手順と使いどころを解説します。

Claude Codeの全体像は「Claude Codeの使い方完全ガイド」をご覧ください。

この記事の要点

  • v2.1.232でGitLabのプラグインマーケットプレイスとトークンマスキング、v2.1.233で--worktreeへのMR URL指定、v2.1.234でMRバッジ表示に対応しました。
  • MRバッジの表示には、リポジトリのリモートがGitLabであることと、glab CLIの認証(glab auth login)が必要です。
  • GitLab CI/CD連携はGitLabがメンテナンスするベータ版で、.gitlab-ci.ymlへのジョブ追加とANTHROPIC_API_KEYのマスク付きCI/CD変数で動かせます。
  • CI/CDではイシューやMRのコメントで@claudeにメンションし、実装からMR作成までを自動化できます。
  • 認証はClaude APIキーのほか、Amazon BedrockやGoogle CloudのOIDC連携も選べます(2026年8月時点)。

前提・動作環境

公式ドキュメント(code.claude.com/docs)によると、GitLab CI/CD連携は現在ベータ版で、メンテナンスはAnthropicではなくGitLabが行っています

仕様が変わる可能性があるため、導入時は公式ドキュメントで最新情報を確認してください。

GitLab連携でできること(全体像)

GitLab連携は「ローカルCLIでの支援」と「CI/CD上の自動化」の2階建てで考えると整理しやすいです。

Claude CodeのGitLab連携の全体像。ローカル連携はglab CLIを通じたMRバッジ表示・worktreeへのMR取り込み・プラグインマーケットプレイス、CI/CD連携は@claudeメンションによる自動実装とMR作成を示す対比図解

ローカル連携は普段のコーディング支援の延長で、追加費用はかかりません(プラン内で動作)。

CI/CD連携はチームの自動化基盤で、GitLab Runnerの実行時間とAPIトークンの費用がかかります。

glab CLIの準備(ローカル連携の前提)

GitHub連携でghコマンドを使うのと同じ位置づけで、GitLabではglabを使います。

# Windowsの例(macOSは brew install glab)
winget install glab.glab

# GitLabアカウントで認証
glab auth login

認証が済んでいると、Claude CodeはMR情報の取得やglab経由の操作をそのまま行えるようになります。

MRバッジと—worktreeでMR作業(v2.1.233〜v2.1.234)

v2.1.234から、GitLabリモートのリポジトリで作業していると、フッターとステータスラインにMRバッジが!123の形式で表示されます。

バッジはドラフト・パイプライン実行中・成功といった状態も反映するため、MRの状態をターミナルから離れずに把握できます

v2.1.233からは、--worktreeフラグにMRのURLを直接渡せるようになりました。

claude --worktree https://gitlab.com/your-group/your-repo/-/merge_requests/123

MRのブランチを専用のgit worktreeに取り込んだ状態でセッションが始まるため、レビュー対応を今の作業ディレクトリと分離して進められます。

worktreeの仕組みは「git worktreeで並列作業する方法」で解説しています。

プラグインマーケットプレイスとトークン保護(v2.1.232)

プラグインのマーケットプレイスとして、GitLabリポジトリを指定できるようになりました。

github.comのURLと同じ感覚でgitlab.comのリポジトリURLを追加でき、ネストしたサブグループ内のリポジトリにも対応しています。

あわせて、glpat-などGitLabのトークン9系統が画面出力でマスクされるようになり、アクセストークンの漏えいリスクが下がりました

プラグインの基本は「プラグイン導入ガイド」をご覧ください。

GitLab CI/CDで@claudeを動かす(ベータ)

チームで使うなら本命はこちらです。設定は2ステップで済みます。

まず、GitLabのSettings → CI/CD → VariablesANTHROPIC_API_KEYをマスク付き変数として登録します。

APIキーを.gitlab-ci.ymlやリポジトリ内に直接書いてはいけません。必ずマスク付きのCI/CD変数を使います。

次に、.gitlab-ci.ymlへジョブを追加します。公式ドキュメントの最小構成は次のとおりです。

stages:
  - ai

claude:
  stage: ai
  image: node:24-alpine3.21
  rules:
    - if: '$CI_PIPELINE_SOURCE == "web"'
    - if: '$CI_PIPELINE_SOURCE == "merge_request_event"'
  before_script:
    - apk add --no-cache git curl bash
    - curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
    - export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"
  script:
    - >
      claude
      -p "${AI_FLOW_INPUT:-'Review this MR and implement the requested changes'}"
      --permission-mode acceptEdits
      --allowedTools "Bash Read Edit Write mcp__gitlab"

Webhookでコメントイベントを拾う構成にすると、イシューやMRのコメントに「@claude この機能を実装して」と書くだけで、実装からMR作成までが自動で走ります。

企業利用では、APIキーの代わりにAmazon BedrockのOIDC連携やGoogle CloudのWorkload Identity Federationを使ったキーレス認証も選べます。

GitHub側の同等機能は「GitHub Actionsで動かす方法」、APIキー従量課金の考え方は「APIキーで使う方法」で解説しています。

つまずきポイント

バグイヌバグイヌ

GitLabのリポジトリでClaude Codeを開いたのに、MRバッジが出てこないんです。これってバグですか?

ハブネコハブネコ

バグではなく前提条件の可能性が高いですよ。バッジはGitLabリモート+認証済みglabの両方が揃って初めて表示されるので、まずglab auth statusを確認してみてください。本体がv2.1.234以降かどうかも要チェックです。

ほかにも、次のような点でつまずきやすいです。

よくある質問

セルフマネージド(自社ホスト)のGitLabでも使えますか?

CI/CD連携は自社のGitLab Runnerで動かす構成のため、セルフマネージド環境でも同様に構築できます。

glabもセルフマネージドインスタンスの認証に対応していますが、構成によって条件が異なるため公式ドキュメントで確認してください。

GitHub連携と何が違いますか?

GitHubはAnthropic製のclaude-code-action(GitHub Actions)が中心で成熟度が高く、GitLab版はGitLabがメンテナンスするベータという位置づけです(2026年8月時点)。

ローカル連携はghとglabというCLIの違いだけで、使用感はほぼ同じです。

追加料金はかかりますか?

ローカル連携(MRバッジ・worktree・マーケットプレイス)はサブスクリプションプランの範囲内で使えます。

CI/CD連携はClaude APIの従量課金とGitLab Runnerの実行時間が別途かかります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

まとめ

Claude CodeのGitLab対応は、2026年8月のv2.1.232〜v2.1.234で「ローカルのMR支援」から「CI/CDの自動化」まで一通り揃いました。

まずはglab CLIの認証を済ませてMRバッジと--worktreeを試し、チームで手応えがあればCI/CDの@claude連携へ進むのがおすすめの導入順です。

8月の他の新機能は「最新アップデートまとめ【2026年8月】」、並列作業の基本は「git worktreeで並列作業する方法」、GitHub側の自動化は「GitHub Actionsで動かす方法」をあわせてご覧ください。