Claude Codeでブログを作って収益化する手順|実践記録
※本記事にはアフィリエイト広告(もしもアフィリエイト)のリンクを含みます。
先に結論: Claude Codeにはサイト構築・キーワード計画・記事執筆・公開作業まで任せられますが、検索順位や収益の発生は保証されず、成果には質と時間の積み重ねが必要です。
結論から言うと、Claude Codeにはブログ運営の作業のほとんど──サイト構築・キーワード計画・記事執筆・公開作業──を任せられます。実際にこの「ハブネコのAIラボ」も、Claude Codeに依頼しながら構築・運用しています。
作業スピードはサブエージェントの並行執筆で上げられますが、収益が出るかは別問題です。本記事では実際の手順を、うまくいった点・注意点を含めて記録します。
この記事の要点
- サイトはAstroとCloudflare Workersで構築し、記事はsrc/content/blog/配下のMarkdownで管理しています。
- Cloudflare Workersの無料プランは1日10万リクエスト(静的アセット除く)・帯域無制限・Workers Buildsは月間3,000ビルド分(分単位、1ビルド最大20分)です。
- サブエージェントに記事執筆を分担させれば、1日でサイト公開から20記事程度の原稿を用意することも作業量としては現実的です。
- Google Search Consoleへのドメインプロパティ登録とsitemap-index.xmlの送信で記事をクロール対象にできます。
- AdSense申請には独自ドメイン・記事数20〜30本以上・固定ページ・Search Consoleでのインデックスが目安の条件です。
全体像: Claude Codeに任せられる範囲
ブログ運営は「サイト構築→キーワード計画→記事量産→公開・SEO→収益化準備」という工程に分かれます(下図)。
今回はこの全工程をClaude Codeとのやり取りで進め、Astroの雛形作成からCloudflare Workersへのデプロイ設定、記事執筆、Search Console向けの設定まで、依頼文だけで進められました。
Claude Code自体の使い方は「使い方完全ガイド」にまとめているので、不慣れな方は先にご覧ください。
サブエージェントに記事執筆を分担させれば、1日でサイト公開から20記事程度の原稿を用意するのも作業量としては現実的です。
ただしこれは「その分量の原稿を用意できる」という話であり、公開した瞬間に検索順位が付いたり収益が発生したりするわけではありません。
手順①: サイト構築 ─ Astro + Cloudflare Workersで公開する
サイトの土台は「ブログを作って」と依頼するところから始まります。今回はAstroを採用し、記事はMarkdownファイルとしてsrc/content/blog/配下に置く構成にしました。
frontmatterにタイトル・タグを書くだけで一覧・カテゴリ表示に反映されます。
公開先はCloudflare Workersを選びました。
GitHubリポジトリを作成してpushし、ダッシュボードの「Compute (Workers)」でインポートすると、ビルドコマンド(npm run build)とデプロイコマンドを指定するだけでpushごとに自動デプロイされます。
無料プランでも1日10万リクエスト(静的アセットは上限外)・帯域無制限・Workers Buildsは月間3,000ビルド分(分単位、1ビルド最大20分)の枠があり、個人ブログには十分でした。
独自ドメインはCloudflare Registrarで取得し、Workersの「Domains & Routes」からCustom Domainとして接続するとDNSレコードも自動追加されました。
astro.config.mjsのsiteを独自ドメインへ書き換えて再pushし忘れると、サイトマップが暫定URL(workers.dev)のまま残るため注意が必要です。
手順②: キーワード計画 ─ 先にキーワードマップを作らせる
記事を書き始める前に、Claude Codeにキーワードマップを作らせました。狙うキーワードと検索意図、内部リンク方針を先に整理しておくと、後から書く記事の方向性がバラバラになるのを防げます。
実際の依頼はおおよそ次のとおりです。
Claude Codeのブログ企画を立てて。ピラー記事2本、
クラスター記事(狙いキーワード1つにつき1記事)18本を、
「slug・タイトル案・狙いキーワード・検索意図・内部リンク先」の
表形式でまとめてください
この依頼で作られた表がそのまま執筆の進行管理表になり、どの記事がどのピラーに紐づくかを一目で確認できます。内部リンクのルールも先に言語化しておくと、後工程でのリンク張り忘れが起きにくくなります。
記事がある程度たまった後の企画出しには、公開済み記事だけをソースにして既出テーマを洗い出す「NotebookLMに自分の過去記事だけを入れる方法」の進め方も有効です。
手順③: 記事量産 ─ サブエージェントへの分担で並行執筆
キーワードマップができたら、複数のサブエージェントに記事執筆を分担させて並行で書かせました。1本ずつ依頼するより待ち時間を短縮できます。
分担のやり方は「サブエージェント活用術」で解説していますが、依頼文には次の3点を含めています。
- テンプレートの統一: 見出し構成(導入→前提→手順→つまずき→FAQ→まとめ)をファイル化し、読ませてから執筆させる
- 公式ドキュメントでの事実確認: コマンドや仕様は記憶で書かせず、公式ドキュメントを参照させる
- 内部リンク設計: キーワードマップの「内部リンク先」を渡し、その記事へのリンクを明示する
重要なのは、AI生成の文章をそのまま垂れ流さないことです。Googleは制作方法ではなく品質で評価する方針ですが、裏を返せば「独自性のない量産文」は評価されにくいということです。
確認したコマンド出力を載せる、確認日を明記するなど、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識した一次情報の追加が欠かせません。
手順④: 公開とSEO ─ Search Console登録とインデックス申請
記事はpushするだけでは検索結果に出てきません。
Google Search Consoleにドメインプロパティとして登録し(発行されるTXTレコードをCloudflareのDNSに追加して所有権確認)、Astroの@astrojs/sitemapが自動生成するsitemap-index.xmlを送信しました。
早めにクロールしてほしい記事はURL検査から個別にインデックス登録をリクエストできますが、1日の件数に上限があり、保証もされません。
手順⑤: 収益化への準備 ─ AdSense申請とアフィリエイトの位置づけ
収益化の入口として一般的なのはGoogle AdSenseの広告掲載です。申請にあたり確認したのは次の項目でした。
- 独自ドメインで公開していること(
workers.devのような暫定ドメインでは申請不可) - ある程度の記事数(目安20〜30本以上)があり、内容がオリジナルであること
- プライバシーポリシー・お問い合わせ・運営者情報の固定ページがあり、フッター等から辿れること
- Search Consoleでページがインデックスされていること
アフィリエイトは記事内の製品・サービス紹介リンクとして組み込み、AdSenseと並ぶ収益化手段に位置づけています。どちらも中長期で育てる前提です。
正直に書いておくと、この手順を踏めば必ず収益が出るわけではありません。検索順位はGoogleのアルゴリズムに依存し、順位や流入を保証する方法はありません。
AdSenseの審査も要件を満たせば必ず通るとは限らず、収益発生までには数か月単位の時間がかかります。Claude Codeが速められるのは「構築」と「執筆量」で、その先は質と時間の積み重ねに左右されます。
裏を返すと、AIで作業量を補ったあとに残るのは、検索意図の捉え方や訴求の組み立てといったライティング・マーケティングの地力です。
独学の試行錯誤だけでなく体系的に固めたい場合は、AIライティングやWeb制作のコースを持つオンラインスクール「デイトラ」で学んだ内容をブログ運営に反映していく方法もあります(コース内容・料金は公式サイトで確認してください)。
デイトラのコース内容・料金・申し込み手順は「デイトラの詳細解説」で詳しく紹介しています。
つまずきポイント/よくあるエラー
astro.config.mjsのsiteを書き換えて再pushし忘れると起きる現象です。デプロイ後は一度sitemap-index.xmlを開いてドメインを確認してみてください。
- サイトマップが暫定URLのまま:
site書き換えと再pushを忘れているケースです。デプロイ後にsitemap-index.xmlでドメインを確認してください。 - Search Consoleの所有権確認が反映されない: TXTレコード追加直後は反映まで数分〜数時間かかります。
- 内部リンクが抜けている: 「内部リンク先」を渡し忘れると起きやすいミスです。公開前のチェックで防げます。
- AdSense審査に落ちる: 要件を満たしていても内容が薄いと不合格になることがあります。理由を確認し再申請できます。
よくある質問
プログラミング未経験でもこの手順は進められますか?
コマンドを手で書く必要はなく、依頼文でClaude Codeに実行してもらう形が中心なので未経験でも進めやすい作業です。ただし完成物は自分の目で確認する姿勢が必要です。
詳しくは「非エンジニア向け入門」で解説しています。
記事はどのくらいのペースで書けますか?
サブエージェントの並行執筆で1日に数記事〜十数記事分の原稿は用意できますが、量産ペースと成果ペースは別物です。
AI生成の記事はSEO的に不利になりませんか?
Googleは制作方法ではなく品質で評価する方針です。独自の検証・一次情報を伴わない量産文は評価されにくいということです。
ハブネコのひとこと
作業量はAIで大きく増やせても、検索順位や収益が出るかどうかは別問題だと痛感しました。構築を任せた先に残るのは、地道な質と時間の積み重ねだと思います。
まとめ
Claude Codeを使うと、サイト構築(Astro+Cloudflare Workers)、キーワード計画、記事執筆、公開作業までを依頼文ベースで進められます(2026年8月時点も同じ構成)。
作業量は大きく増やせますが、収益化には検索順位・時間の積み重ね・コンテンツの質という、Claude Codeだけでは短縮できない要素が関わります。
まずは「使い方完全ガイド」で使い方を確認し、サイトの土台を整えるところから始めてみてください。
続編: Claude CodeでAmazonアソシエイトを実践した記録も公開しています。第3弾として開設30日で初成果が発生した実録も公開しました。
独自ドメインに切り替えたつもりが、
sitemap-index.xmlがぼくの気づかないうちに暫定ドメインのままでした…!