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Claude Codeのモデル使い分け|Opus 5とSonnet 5どっちを選ぶ?違いを解説

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Claude Codeのモデル使い分け|Opus 5とSonnet 5どっちを選ぶ?違いを解説

Claude Codeでは2026年6月30日にSonnet 5、7月24日にOpus 5が相次いでリリースされ、モデル選びの基準が変わりました。結論としては、複雑な設計判断はOpus 5、日常的な実装作業はSonnet 5という役割分担が基本線です。プランによって標準モデルも異なるため、両モデルの違いと/modelでの切り替え方を押さえておくと無駄なく使い分けられます。基本操作は「Claude Codeの使い方完全ガイド」もあわせてご覧ください。

この記事の要点

  • Sonnet 5は2026年6月30日、Opus 5は2026年7月24日にリリースされ、複雑な設計判断はOpus 5・日常的な実装はSonnet 5が基本の使い分けです。
  • /model opusと/model sonnetで切り替えられ、opusplanエイリアスはプランモードをOpus・実行フェーズをSonnetに自動で切り替えます。
  • Max・Team Premium・Enterprise従量課金・Anthropic APIの既定モデルはOpus 5、Pro・Team Standardの既定はSonnet 5です。
  • effort(思考の深さ)パラメータはlow/medium/high/xhigh/maxの5段階で/effortコマンドから調整でき、デフォルトはhighです。
  • Opus 5は既定で応答が従来より長くなる傾向があり、簡潔にしたい場合はプロンプトで明示的に指定します。
  • Anthropic APIの料金はOpus 5が入力$5/出力$25(MTokあたり)、Sonnet 5が入力$2/出力$10(2026年8月31日まで、以降$3/$15)で、コンテキストウィンドウはどちらも標準料金のまま100万トークンに対応します。
  • 2026年6月に登場した最上位モデルFable 5は/model fableで選択でき、既定モデルではなく、数時間規模の自律調査や高難度の原因調査に向きます(2026年8月時点)。

結論早見表: どっちを選ぶ?

まず用途別の結論です。迷ったら次の表を目安に選べば大きく外れません。

こんなときは選ぶモデル
日常のコーディング・軽微な修正Sonnet 5
複雑な設計判断・アーキテクチャの技術選定Opus 5
大規模リファクタや複数ファイルにまたがる実装Opus 5
コストと速度のバランスを優先したいSonnet 5
数時間規模の自律調査・高難度の原因調査Fable 5(/model fable、既定モデルではありません)

より詳しいタスク別の判断基準は後述の「タスク別の使い分け指針」、Fable 5の位置づけは「Claude Fable 5との使い分け」で解説します。

前提: Opus 5とSonnet 5とは

Sonnet 5は「最もエージェント的なSonnet」と位置づけられ、計画立案・ツール利用・複数ステップの自律的なタスク遂行が強化されています。一方Opus 5は、コーディング評価やベンチマークで最上位クラスの性能を示し、検証と反復作業、視覚的な出力生成、科学研究にも強みを持つ最上位モデルです。

利用上限などプラン固有の数値は改定されやすいため、最新情報は公式サイトで確認する前提で解説します。プランごとの料金比較は「Claude Codeの料金プラン」を参照してください。

両モデルとも/modelコマンドのopussonnetエイリアスから呼び出せますが、Anthropic API経由以外ではプロバイダーやバージョンによって解決先が変わる点に注意してください。

料金・コンテキスト長の比較(2026年8月時点)

Anthropic公式の料金ページに基づく、Anthropic API経由での比較は次のとおりです。Claude Codeの月額プラン料金とは別の指標なので、消費ペースの目安として参考にしてください。

項目Opus 5Sonnet 5
入力トークン単価(MTokあたり)$5$2(2026年8月31日まで)→$3(9月1日以降)
出力トークン単価(MTokあたり)$25$10(2026年8月31日まで)→$15(9月1日以降)
コンテキストウィンドウ100万トークン(標準料金のまま)100万トークン(標準料金のまま)
得意分野複雑な設計判断、検証と反復、視覚的な出力生成、科学研究エージェント的な計画立案・ツール利用、日常的な実装
Claude Codeでの既定プランMax・Team Premium・Enterprise従量課金・Anthropic APIPro・Team Standard

Sonnet 5は2026年8月31日までの導入価格が適用され、9月1日以降は標準料金(入力$3/出力$15)に切り替わります。コンテキストウィンドウはOpus 5・Sonnet 5とも100万トークンまで長文コンテキスト割増なしの標準料金で利用できます。金額は改定されやすいため、契約前に最新の料金を公式サイトで確認してください。

/modelコマンドでの切り替え方法

モデルの切り替えは、セッション中に/modelを実行するのが最も手早い方法です。

/model

引数なしで実行するとモデルピッカーが開きます。特定のモデルに即座に切り替えるには、エイリアスを直接指定します。

/model opus
/model sonnet

会話の履歴はそのまま引き継がれ、次のメッセージから新しいモデルが応答します。ピッカーでEnterを押すと既定値として保存され、sキーならそのセッション限りの切り替えになります。起動時だけ固定したい場合は次のフラグを使います。

claude --model opus

この方法は当該セッションのみに適用され、保存された既定値は変わりません。現在使用中のモデルは/statusコマンドで確認できます。

タスク別の使い分け指針

Opus 5とSonnet 5はeffort(思考の深さ)を共有し、lowmaxの5段階を/effortで調整できます(デフォルトはhigh)。使い分けの目安は次のとおりです。

タスクの種類推奨モデル理由
アーキテクチャ設計・重要な技術選定Opus 5複雑な推論と長期的な整合性の判断に強い
難易度の高いリファクタリング・複数ファイルの実装Opus 5検証と反復を自律的に繰り返せる
日常的なコーディング・小規模な機能追加Sonnet 5コストと速度のバランスが良い
定型的な確認作業・簡単な修正Sonnet 5(場合によりHaiku)軽量なタスクにOpusを使うと消費が大きくなりやすい
計画は入念に実装は素早く進めたいopusplanエイリアスプランモードはOpus、実行フェーズは自動でSonnetに切り替わる

Opus 5は応答の質が高い反面、同じ作業量でも消費するトークンが多くなりやすい点は変わりません。設計方針だけOpus 5で壁打ちし、実装はSonnet 5に任せる役割分担が効果的です。自動化したい場合は次のコマンドを試してください。

/model opusplan

両モデルとも「アダプティブ推論」に対応し、タスクの複雑さに応じて思考の有無・深さを自身で判断します。Opus 5はefforthigh以下なら思考を無効化できますが、xhighmaxでは無効化できません。

Claude Fable 5との使い分け(2026年8月時点)

2026年6月9日、Opus 5・Sonnet 5よりさらに上位の「Mythos級」モデルとしてClaude Fable 5が公開されました。Anthropic公式ドキュメント(code.claude.com/docs/en/model-config)によると、Fable 5は既定モデルではなく/model fableで選択したときだけ使われ、数時間規模の自律的なセッションをこなし、行動する前に調査し、他のモデルより頻繁に自分の作業を検証すると説明されています。

bestエイリアスは組織にFable 5の利用権がある場合に自動で選ばれます。effortレベル(lowmax)は共通ですが、Fable 5は思考(thinking)を無効化できない点が異なります(Claude Code v2.1.170以降で選択可能)。提供条件は変わりやすいため最新情報は公式サイトで確認してください。

プランごとの利用可否・消費の違い

Claude Codeのアカウント種別によって、default(既定モデル)が指すモデルが異なります。

つまりMax以上はOpus 5、Proは基本的にSonnet 5が標準です。Proでも/model opusで切り替え可能ですが、使用制限への到達が早まりやすくなります。

コンテキストウィンドウにも違いがあり、Sonnet 5はAnthropic API上で常に100万トークンで動作します。Opusを100万トークンで使う場合、Max・Team・Enterpriseでは自動アップグレードされますが、Proでは使用量クレジットが必要になることがあります。プランごとの料金体系は「Claude Codeの料金プラン」、消費を抑える対策は「使用制限対策」にまとめています。Codexとの使い分けは「Codexのモデル」も参考にしてください。

旧モデルからの移行時の注意

Opus 4.8やSonnet 4.6からの切り替えでは動作が変わる点があります。Opus 4.8以前はthinkingを指定しない限り思考なしで動作していましたが、Opus 5では何も指定しなくてもアダプティブ推論が働きます。

また、組織がavailableModelsでモデルを制限している場合、許可リストにない最新モデルへは自動で切り替わりません。両モデルともサイバーセキュリティ関連のセーフガードが有効で、該当するリクエストは自動でフォールバックモデルへ切り替わったり拒否応答になったりする点も把握しておきましょう。

移行時はまず小さめのタスクで新モデルの応答を確認してから本格的な作業に移すのがおすすめです。重要な作業の前に/statusで設定を確認する習慣をつけましょう。

切り替え直後に不調を感じたときのチェックリスト

Opus 5への切り替え直後に「出力が冗長になった」と感じることがあります。Anthropicの公式ドキュメントでもOpus 5のユーザー向け応答は既定で従来のOpusモデルより長くなる傾向があると説明されており、effortは応答の長さを直接短くする設定ではありません。違和感を覚えたら次の順で確認してください。

  1. /modelで旧モデルに一時的に戻して比較する: 体感の違いが「性能低下」か「単なる慣れの問題」かを切り分けやすくなります。
  2. 出力スタイル設定やCLAUDE.mdの指示を見直す: 旧モデル向けの指示が新モデルでは効きすぎている場合があります。
  3. 「簡潔に」とプロンプトで明示する: 前置きを減らし本題に紙幅を割くよう指示すると改善しやすくなります。
  4. 初期の否定的な感想に引きずられず、自分のタスクで判断する: 評価はコミュニティでも分かれるため、普段の作業で試して判断するのが確実です。

よくある質問

Opus 5とSonnet 5、迷ったらどちらを選べばいいですか?

日常的なコーディング作業であればSonnet 5から始めるのが無難です。設計上の判断に迷う場面や複雑なリファクタリングで行き詰まった場合にOpus 5へ切り替えると、消費と品質のバランスを取りやすくなります。

/model opusplanはどんな場面で使うと効果的ですか?

設計は複雑だが実装は定型的、というタスクに向いています。プランモードでOpus 5が方針を固め、実行フェーズは自動でSonnet 5に切り替わるため、手動切り替えの手間とコストを抑えられます。

Proプランでも常にOpus 5を使えますか?

/model opusで切り替えれば利用は可能ですが、Proの標準モデルはSonnet 5です。多用すると使用制限への到達が早まるため、重要な場面に絞るのがおすすめです。詳しい条件は公式サイトで確認してください。

まとめ

Opus 5とSonnet 5は2026年6月・7月に相次いでリリースされ、複雑な設計判断に強いOpus 5とコスト・速度のバランスに優れるSonnet 5という役割分担が基本です。数時間規模の自律作業や高難度の調査には/model fableで選べるFable 5も選択肢になります。切り替えは/model opus/model sonnet/model fable、またはopusplanのハイブリッド運用で行えます。本記事は2026年8月時点の情報に基づくため、最新情報は公式サイトで確認してください。基本操作は「Claude Codeの使い方完全ガイド」、料金プランは「Claude Codeの料金プラン」、消費を抑えるコツは「使用制限対策」、エディタ上でのモデル比較は「Copilotのモデル」もあわせてご覧ください。