Windows 11にClaude Codeをインストールする手順を解説
Windows 11では、Claude CodeをWSLなしでネイティブに動かせます。この記事では、PowerShellを使ったネイティブインストーラーでのセットアップ手順を、コマンド例と実行結果例つきで解説します。所要時間は5分程度です。
前提・動作環境
- OS: Windows 10 1809以降、または Windows Server 2019以降(Windows 11も対応)
- ハードウェア: 4GB以上のRAM、x64またはARM64プロセッサ
- シェル: PowerShellまたはCMD(管理者権限は不要)
- アカウント: Claude Pro/Max/Team/Enterprise、またはAnthropic Consoleアカウント
- 任意: Git for Windows(入れておくとBashツールが有効になり、入れない場合はPowerShellツールで動作します)
Claude Code自体の全体像や料金プランを先に知りたい方は「Claude Codeとは?できること・料金・始め方」をご覧ください。Macをお使いの場合は本記事の手順は使えません。「Claude Code Macインストール手順」をご覧ください。
インストール方法を選ぶ
Windowsでは主に次の3つのインストール方法があります。
| 方法 | コマンド | 自動アップデート |
|---|---|---|
| ネイティブインストーラー(推奨) | irm https://claude.ai/install.ps1 | iex | あり(バックグラウンドで自動更新) |
| WinGet | winget install Anthropic.ClaudeCode | なし(手動で winget upgrade) |
| npm | npm install -g @anthropic-ai/claude-code | なし(手動で再インストール) |
特別な理由がなければ、バックグラウンドで自動更新されるネイティブインストーラーがおすすめです。npmを使う場合はNode.js 22以降が必要です(バージョンが古いと EBADENGINE の警告が出ますが、インストール自体は完了しネイティブバイナリが使われるため動作します)。
ネイティブインストーラーでインストールする
PowerShellを開き(管理者権限は不要です)、以下のコマンドを実行します。プロンプトが PS C:\Users\ユーザー名> のようにPSで始まっていることを確認してください。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
CMDを使う場合は、代わりに次のコマンドを使います。
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd
インストールが完了したら、任意のプロジェクトフォルダに移動してから claude を起動します。
cd C:\Users\ユーザー名\projects\my-app
claude
初回起動時はブラウザが自動で開き、Anthropicアカウントでのログインを求められます。ANTHROPIC_API_KEY 環境変数を設定している場合はログイン画面の代わりにAPIキーの承認プロンプトが表示されます。
インストール確認とログイン
インストールが正しく完了しているか確認するには、バージョンを表示します。
claude --version
2.1.211 (Claude Code)
数字はバージョンごとに異なりますが、このような形式のバージョン番号が表示されれば成功です。より詳しい診断を行いたい場合は次のコマンドを使います。
claude doctor
claude doctor は、インストールの健全性や設定ファイルのバリデーションエラー、修正提案などを、セッションを開始せずに読み取り専用で表示してくれます。
アップデートとアンインストール
ネイティブインストーラーで入れた場合、起動時とセッション中に自動でアップデートを確認し、バックグラウンドでダウンロードします。今すぐ最新版を適用したい場合は次のコマンドを実行します。
claude update
アンインストールする場合は、バイナリと設定ファイルを削除します。
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.local\bin\claude.exe" -Force
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.local\share\claude" -Recurse -Force
設定やMCPサーバーの設定、セッション履歴まで完全に削除したい場合は、あわせて以下も実行します(削除すると元に戻せないので注意してください)。
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.claude" -Recurse -Force
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.claude.json" -Force
つまずきポイント/よくあるエラー
'irm' is not recognized as an internal or external command: CMDでPowerShell用のコマンドを実行しようとしています。プロンプトがC:\>のようにPSがついていなければCMDです。CMD用のコマンドに切り替えてください。The token '&&' is not a valid statement separator: 逆にPowerShellでCMD用のコマンドを実行しています。PowerShell用のirm ... | iexを使ってください。syntax error near unexpected token '<'や 403エラー: ネットワークやプロキシ環境が原因のことがあります。WinGetやnpmなど別のインストール方法を試すか、「Claude Codeが動かない時の対処法」にまとめた対処法もあわせて確認してください。- Bashツールが使えない: Git for Windowsをインストールしていないと、PowerShellツールにフォールバックします。Bashツールを使いたい場合はGit for Windowsを入れ、認識されない場合は
settings.jsonのenv.CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATHにBash実行ファイルのパスを設定します。 - npmインストールでバイナリが見つからない: npmのオプショナル依存関係(
@anthropic-ai/claude-code-win32-x64など)が正しく取得されているか確認してください。パッケージマネージャーの設定でオプショナル依存関係が許可されている必要があります。
よくある質問
管理者権限は必要ですか?
不要です。ネイティブインストーラーはPowerShellまたはCMDから通常権限で実行できます。
WSLとネイティブWindows、どちらを使うべきですか?
Windows向けのプロジェクトやツールを使うならネイティブWindowsで十分です。Linux向けのツールチェーンを使う場合や、サンドボックス実行が必要な場合はWSL 2の利用が推奨されています(WSL 1はサンドボックス非対応です)。
インストール後、毎回パスワードを入力する必要がありますか?
いいえ。初回ログイン後は認証情報が保存されるため、通常は再ログイン不要です。ログアウトしたい場合は /logout コマンドを使います。
まとめ
Windows 11へのClaude Codeインストールは、PowerShellで irm https://claude.ai/install.ps1 | iex を実行するだけで完了し、管理者権限も不要です。claude --version や claude doctor で正しく入ったか確認し、初回起動時にブラウザでログインすれば準備は完了です。インストール後の具体的な操作方法は「Claude Codeの使い方完全ガイド」で詳しく解説しています。Claude Codeの全体像や料金プランをまだ確認していない方は「Claude Codeとは?できること・料金・始め方」を、インストール後に使う基本コマンドは「Claude Codeのスラッシュコマンド解説」をあわせてご覧ください。