GitHub Copilot Extensionsは廃止済み|MCP移行と代替手段
先に結論: GitHub App型のGitHub Copilot Extensionsは2025年11月10日に廃止され、2026年8月時点で新規導入はできません。外部ツール連携の現行手段はMCPサーバーで、エディタ機能を広げるVS Code拡張は廃止対象外として引き続き使えます。
「Copilot Extensionsの使い方」を調べてこの記事にたどり着いた方は、まず結論に注意してください。かつてMarketplaceで提供されていたGitHub App型のCopilot Extensionsは、すでに廃止されています。
この記事では、Copilot Extensionsとは何だったのか、廃止までの経緯、そして2026年8月時点で同じことを実現する代替手段(MCPサーバー・VS Code拡張)を解説します。
Copilot全体の機能整理は「GitHub Copilotの使い方完全ガイド」をご覧ください。
この記事の要点
- GitHub App型のCopilot Extensionsは2025年9月24日に新規作成が停止され、2025年11月10日に完全廃止された。
- 廃止後はCopilot Chatで拡張名を@メンションしても通常のテキストとして扱われる。
- 後継はMCP(Model Context Protocol)サーバーで、一度作れば対応する他のAIツールでも使い回せる。
- VS Codeのクライアントサイド拡張(Chat参加型)は廃止対象外で、引き続きサポートされる。
- MCPサーバーは2025年9月公開のGitHub MCP Registryから探せる。
前提・用語整理
この記事で「Copilot Extensions」と呼ぶのは、GitHub Appとして動くサーバー型の拡張です。Copilot Chatで@dockerのように@メンションして呼び出す仕組みで、GitHub Marketplaceから導入していました。
VS Codeの拡張機能ストアで配布されるクライアントサイド拡張とは別物です。こちらは廃止されておらず、現在も利用できます。
本記事は2026年8月時点の公式情報(GitHub Changelog・GitHub Docs)に基づいています。
Copilot Extensionsとは何だったのか
Copilot Extensionsは、外部サービスをCopilot Chatの会話に参加させる仕組みとして2024年に登場しました。
チャットで@サービス名とメンションすると、DockerやStack Overflowなどのサードパーティサービスが自社のデータやAPIを使って回答する、というのが典型的な使い方でした。
ただし、この仕組みはCopilot Chat専用で、他のAIツールから同じ拡張を使うことはできませんでした。この制約が、後のMCPへの移行につながります。
廃止までのタイムライン
GitHubは2025年9月24日のChangelogでGitHub App型Copilot Extensionsの廃止を告知し、段階的に停止しました。
- 2025年9月24日: 新規のサーバー型Extension作成がブロック
- 2025年11月3日〜7日: ブラウンアウト(一時的なサービス停止テスト)を実施
- 2025年11月10日: すべてのCopilot Extensionsが無効化(非公開・社内向けの拡張も対象)
Extension専用アプリはMarketplaceから削除され、他機能を持つハイブリッド型アプリはExtension設定を外した通常のGitHub Appとして存続しています。
なぜMCPに置き換えられたのか
後継となったMCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントと外部ツールをつなぐ業界標準のプロトコルです。
Copilot Extensionsは「Copilot Chat専用の独自仕様」だったため、開発者が同じ連携を他のAIアシスタントにも提供するには、ツールごとに別実装が必要でした。
MCPサーバーなら一度作れば、MCPに対応する他のAIツールでもそのまま使えます。実際、同じMCPサーバーをClaude Codeから使うこともでき、設定方法は「Claude CodeのMCP設定ガイド」で解説しています。
2026年8月時点の代替手段
やりたいことに応じて、移行先は次の2系統に分かれます。
外部ツール・データ連携ならMCPサーバー
旧Extensionsの主用途だった「外部サービスのデータをChatで使う」は、MCPサーバーの設定で実現します。VS CodeやCopilot CLIなど各環境での設定手順は「GitHub Copilot MCPサーバーの設定方法」で解説しています。
使いたいサーバーを探すには、2025年9月に公開されたGitHub MCP Registryが便利です。GitHub上でMCPサーバーを検索でき、VS Codeへのワンクリック導入にも対応しています。
エディタ機能の拡張ならVS Code拡張
Copilot Chatに独自機能を足すクライアントサイドのVS Code拡張は廃止対象外で、引き続きサポートされています。エディタ側の設定は「VS CodeでGitHub Copilotを使う方法」をご覧ください。
自社サービスの連携を提供していた開発者は、MCPサーバーとして再実装するのが公式に案内された移行路線です。
つまずきポイント
環境のせいではありません。GitHub App型のExtensionsは2025年11月10日に廃止され、@メンションは通常のテキストとして扱われるようになりました。同じ連携はMCPサーバーの設定で実現できますよ。
- 2025年以前の「Copilot Extensionsの使い方」解説の手順は、現在は再現できません。記事の公開日を必ず確認してください
- Marketplaceに残っている旧ハイブリッド型アプリを導入しても、動くのはGitHub App機能のみでChat連携は動作しません
- MCPサーバーの設定手順はVS Code・JetBrains・CLIなど環境ごとに異なります。各環境の手順はMCP記事で確認してください
よくある質問
今からCopilot Extensionsを新規開発できますか?
できません。新規作成は2025年9月24日に停止済みです。外部連携を提供したい場合はMCPサーバーとして開発します。
以前使っていた拡張の代わりはどう探せばいいですか?
提供元がMCPサーバーを公開していないか、GitHub MCP Registryで検索するのが早道です。主要サービスの多くはMCPサーバーへの移行を進めています。
VS Codeの拡張機能も廃止されたのですか?
いいえ。廃止されたのはGitHub App型のサーバーサイドExtensionsだけで、VS Codeのクライアントサイド拡張は引き続きサポートされています。
ハブネコのひとこと
AI関連機能は1年で前提が変わることが珍しくありません。検索で見つけた手順が動かないときは、環境を疑う前に「その機能がまだ存在するか」を公式Changelogで確認する習慣をおすすめします。
まとめ
GitHub App型のCopilot Extensionsは2025年11月10日に廃止され、@メンションでの拡張呼び出しは使えなくなりました。
2026年8月時点の外部連携の標準はMCPサーバーで、GitHub MCP Registryから探して各環境に設定するのが現行の手順です。エディタ機能の拡張はVS Code拡張が引き続き担います。
MCPの具体的な設定は「GitHub Copilot MCPサーバーの設定方法」、Copilot全体の活用は「GitHub Copilotの使い方完全ガイド」をご覧ください。
昔の解説記事の通りにChatで@拡張名って打ったら、ただの文字として送信されちゃいました…。ぼくの環境が壊れたんでしょうか?