NotebookLMがGemini Notebookに改称|変更点と表示されない時の対処
先に結論: NotebookLMは2026年7月16日付けでGemini Notebookに改称されましたが、変わったのは名前・ロゴ・アクセスURLのみで、使い方や保存済みデータ・共有リンクはそのまま引き継がれます。
「いつの間にかNotebookLMの名前が『Gemini Notebook』に変わっていた」「端末によって表示が『NotebookLM』と『Gemini Notebook』で混在していて混乱する」——2026年7月の改称発表から3週間ほど経った現在、こうした声がSNSでも増えています。
結論からお伝えすると、変わったのは名前とロゴ、アクセスアドレスだけで、使い方や保存済みの資料・ノートはそのまま引き継がれます。
この記事では、改称の中身と新旧名称の対応表、そして「表示されない」「ノートブックが見つからない」「ファイルを追加できない」時の対処法を、公式情報をもとに2026年8月時点の状況として整理します。
この記事の要点
- NotebookLMは2026年7月16日付けでGoogleにより「Gemini Notebook」への名称変更が発表されました
- 変わったのは名前・ロゴ・アクセスURL(notebook.google.com)のみで、使い方や保存済みデータはそのまま引き継がれます
- 2026年8月時点でも名称のロールアウトは進行中で、端末によって「NotebookLM」「Gemini Notebook」の表示が混在することがあります
- 旧URL(notebooklm.google.com)は自動転送されるため、既存の共有リンクはそのまま機能します
- Geminiアプリのサイドバー「ノートブック」機能は、18歳未満・Google Workspace・教育機関向けアカウントでは利用できません
2026年7月16日に発表された「名称変更」の中身
Googleは2026年7月16日、Google Workspace Updatesの公式ブログでNotebookLMの名称を「Gemini Notebook」に変更すると発表しました。
原文では「独立した製品としての位置づけは変わらず、Googleのエコシステム全体でより多くをこなせる進化を反映した名前」と説明されており、資料を読み込ませて要約や質問応答をするツールとしての性格自体は変わりません。あわせてロゴも青紫を基調としたGeminiのグラデーションデザインに更新されています。
Googleが名称をGeminiブランドへ統合する動きは今回が初めてではなく、以前も「Bard」が「Gemini」に変更された経緯があります。今回の改称も、Geminiアプリや検索との連携を強めたいGoogleの狙いの延長と位置づけられています。
なお複数の海外メディアの報道によれば、このツールは2023年の実験的サービス「Project Tailwind」を前身とし、3,000万人以上・60万を超える組織に利用されてきたとされています(利用者数はGoogle公式ブログには明記がなく報道各社の記事に基づく数値です)。
新旧名称の対応表|サービス名・URL・アプリ名はこう変わった
「結局、何が『NotebookLM』のままで、何が『Gemini Notebook』に変わったのか」を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 改称前 | 改称後(2026年8月時点) |
|---|---|---|
| サービス名 | NotebookLM | Gemini Notebook |
| アクセスURL | notebooklm.google.com | notebook.google.com(旧URLは自動転送) |
| 画面上の表記 | NotebookLM | Gemini Notebook(ロールアウト中のため端末により混在) |
| スマホアプリ | 「NotebookLM」アプリ | 同一アプリのまま名称のみ更新(最新版への更新が必要) |
| ロゴ | 従来のノート型アイコン | 青紫のGeminiグラデーション |
| Geminiアプリとの連携 | 2026年4月から順次提供開始 | 改称後も同じ仕組みのまま、サイドバーの「ノートブック」と双方向同期 |
単体のサービスとしての機能・使い方・保存データはすべて引き継がれ、変わるのは名前・ロゴ・アドレス表示だけという点を押さえておくと、以降も理解しやすくなります。
ロールアウトはどこまで進んだ?(2026年8月時点)
Google Workspace Updatesの公式ブログでは、今回の変更は「拡張ロールアウト」であり、完全な反映まで通常より時間がかかる可能性があると案内されています。
対象はWorkspace法人顧客・Workspace Individual契約者・NotebookLMへのアクセス権を持つ個人のGoogleアカウント利用者全員です。
つまり、2026年8月時点で画面がまだ「NotebookLM」のままだったり、一部だけ「Gemini Notebook」に変わっていたりしても不具合ではなく、ロールアウトが進行中の状態である可能性が高いです。
スマホアプリでは、Googleも「新しい名前を見るにはアプリの更新が必要な場合がある」と案内しており、ストアで最新版に更新してから確認するのが確実です。
旧アドレス「notebooklm.google.com」については、公式ブログで「既存の共有ノートブックやリンクは自動転送で引き続き機能する」と明言されています。
海外メディアの実地確認では、2026年8月1日ごろまでにアクセスのほとんどが新アドレス「notebook.google.com」へ転送される状態になったと報じられています(転送タイミングの詳細は公式ブログには記載がなく報道ベースの情報です)。
ブックマークや以前の共有リンクも自動で新ページへ移動するため、リンクの貼り替えは不要です。ただしこうした話題は便乗詐欺にも利用されやすいため、「URLが変わったので再ログインしてください」といった不審なリンクからパスワードを入力しないよう注意してください。
実質、名前とロゴ以外は何も変わっていません
戸惑いやすいのが、「名前が変わったのだから、使い方も一から覚え直さないといけないのでは」という不安です。しかし実際には、使い方やこれまで作成したデータはそのまま引き継がれます。
資料への質問、音声概要・動画解説・マインドマップといった機能、これまでのノートブックの中身は、名称変更によって失われません。他の人と共有していたリンクもそのまま開けます。
操作の流れを改めて確認したい方はNotebookLMの使い方完全ガイドを参考にすると、現在の画面でも迷わず操作できます。
「表示されない」「ノートブックが見つからない」ときの対処法
改称のロールアウトが進む中、SNSやGoogleのコミュニティフォーラムでは「作成したはずのノートブックが見つからない」「ファイルを追加できない」といった報告も見られます。原因は複数あるため、公式情報で裏付けが取れるものとコミュニティ報告ベースのものを分けて整理します。
- ロールアウト待ちの可能性(公式案内ベース): 前述の通り、名称変更は数週間かけて段階的に反映される「拡張ロールアウト」です。しばらく待つか、ページを再読み込みすると解決する場合があります。
- アプリが未更新(公式案内ベース): スマホアプリで新しい名前や連携機能が反映されない場合は、App StoreまたはGoogle Playで最新版に更新されているか確認してください。
- アカウントの種類による制限(公式ヘルプベース): Geminiアプリの「ノートブック」機能は18歳未満・Workspace・教育機関向けアカウントでは利用できないとGoogle公式ヘルプが明記しています。この場合は単体版のGemini Notebook(notebook.google.com)から直接アクセスしてください。
- 共有ノートブックが見当たらない(コミュニティ報告ベース・未確認): Googleのユーザーコミュニティでは「共有されたノートブックはGeminiアプリのサイドバーに表示されず、単体版のGemini Notebookでのみ確認できる」という報告が複数あります。ただしこの挙動を明記した公式ドキュメントは確認できておらず、報告ベースの情報として参考にしてください。
- ファイルを追加できない(公式ヘルプベース): 改称とは直接関係のない、従来からの制限に該当している可能性があります。無料版は1ノートブックあたりソース数最大50件、1ソースあたり最大50万語、ファイルサイズ1件最大200MBという上限があるため、まずこの制限に達していないか確認してください。詳細は「NotebookLMのソース追加方法」でも解説しています。
- それでも解決しない場合: 画面右上のヘルプまたは設定メニューから「ヘルプとフィードバック」を選び、見当たらないノートブックの正確なタイトルや最後に操作した日時を添えて送信すると、Google側での調査につながりやすくなります。
「表示が変わらない=データが消えた」ではないという点は誤解しやすいポイントです。何度もアカウントを切り替えたりキャッシュを消したりする前に、まず再読み込みと再ログインを試してみてください。
Geminiアプリのサイドバー「ノートブック」との連携
改称と並行してGoogleが力を入れているのが、Geminiアプリとの統合です。
公式ブログによれば、Geminiアプリのサイドバーに「ノートブック」セクションが用意され、2026年4月8日の週からGoogle AI Ultra・Pro・Plus契約者向けにウェブ版で提供開始、その後モバイル版・無料ユーザーへも順次拡大されました。
Google公式ヘルプでは「ノートブックはGeminiアプリ内でもGemini Notebookでも作成・編集できる」と説明されており、一方でソースを追加したり名前を変更したりすると、もう一方にも自動反映される双方向同期の仕組みです。
ただしこの機能は18歳未満のアカウント、Workspaceアカウント、教育機関向けアカウントでは利用できません。
また海外メディアの報道では、両者は同期していても「完全に同一の画面・機能ではない」とも指摘されており、細かな機能差は公式ドキュメントに一覧が見当たらないため、利用中の画面で直接確認することをおすすめします。
改称と同時に発表された新機能・今後の見通し
改称にあわせて、Googleはいくつかの新機能も発表しています。特に注目されているのが、読み込ませた資料をもとにコードを書いて実行できる新機能で、各ノートブック内に安全な実行環境が用意され、より高度な分析ができるようになるとされています。
現時点では上位プランや一部の法人向けプランから優先的に提供が始まっており、全利用者に行き渡るまでには数週間程度かかる見込みです。
このほか、書き出せるファイル形式の追加や、Google検索のAIモードとの連携も今後始まる予定です。これから使い始める方は、まず基本の使い方に慣れておくと新機能が届いた際もスムーズに活用できます。
初めての方はNotebookLMとは何かを解説した記事や無料で使い始める手順をまとめた記事から読んでおくと全体像をつかみやすくなります。
よくある質問
今までのノートブックやデータは消えてしまいますか?
消えません。名称やロゴが変わっただけで、作成済みのノートブックや資料、音声概要などのデータはそのまま利用でき、移行作業も不要です。
自分の画面だけ「NotebookLM」のままなのはおかしいですか?
おかしくありません。Google公式ブログでも今回の変更は数週間かけて順次反映される「拡張ロールアウト」と案内されており、表示が変わるタイミングは端末ごとにばらつくのが想定内の動きです。しばらく待つか、アプリを最新版に更新してから確認してください。
今後も「NotebookLM」という名前で検索して大丈夫ですか?
問題ありません。多くの解説記事や検索結果では引き続き「NotebookLM」という名前も使われており、「NotebookLM」で検索しても現在のGemini Notebookの情報にたどり着けます。当ブログでも検索の分かりやすさを優先し、引き続き「NotebookLM」表記をメインに解説しています。
まとめ
NotebookLMは2026年7月16日付けで「Gemini Notebook」へと名称が変更され、2026年8月時点でも反映が順次進んでいる最中です。変わったのは名前・ロゴ・アクセスアドレスだけで、使い方や保存済みの資料、共有リンクはすべて引き継がれます。
「表示されない」「ノートブックが見つからない」といった症状の多くはロールアウト待ちかアプリの未更新が原因であり、アカウント種別による制限に当てはまっていないかもあわせて確認するとよいでしょう。
背景にはGoogleのAIサービス全体をGeminiブランドへ統合する流れがあり、今後はコード実行機能の追加とあわせてGeminiアプリや検索との連携も強まる見通しです。基本操作は使い方完全ガイドを、これから始める方は始め方の記事もあわせてご覧ください。