Codexの料金まとめ|ChatGPTプラン別の使用制限も解説
先に結論: 無料で試すならFree、軽く使うならGo(月額$8)、本格利用ならPlus(月額$20)、大量利用ならPro(月額$100〜$200)が目安です。使用量は直近5時間のローリングウィンドウ方式で管理されています。
Codexは、ChatGPTのFree・Go・Plus・Pro・Business・Enterpriseいずれのプランでも利用でき、OpenAIのAPIキーによる従量課金契約でも使えます(2026年8月時点)。
結論から言うと、無料で試すならFree、軽く試すならGo(月額$8)、本格的に使うならPlus(月額$20)、コーディング中心で大量に使うならPro(月額$100〜$200)、チーム導入ならBusiness、組織全体で管理したいならEnterpriseが目安です。
この記事では2026年8月時点の情報をもとに、プラン別の料金と使用制限、APIでの従量課金利用までを整理します。Codexそのものの概要は「Codexとは?」で詳しく解説しています。
この記事の要点
- Codexは、ChatGPT Free・Go($8)・Plus($20)・Pro(5x/20x)・Business・Enterprise、またはAPIキー従量課金で利用できます(2026年8月時点)。
- 無料で試すならFree、軽く使うならGo(月額$8)、本格的に毎日コーディングするならPlus〜Pro 5x(月額約$100)が目安です。
- 使用量は直近5時間の利用状況に基づく「ローリングウィンドウ」方式で管理されています。
- Free・Goプランでも2026年8月時点でCodexを使えますが、選べるモデルはGPT-5.6 Terraのみで利用量も大きく制限されています。Plus以上ではSol・Terra・Lunaを選べます。
- APIキー従量課金では、コード特化のgpt-5.3-codexが入力100万トークンあたり$1.75・出力$14.00、軽量なGPT-5.6 Lunaが入力$0.20・出力$1.20が目安です(2026年9月時点)。
プラン一覧比較表
| プラン | 月額(目安) | 使用量イメージ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | ごく少量(お試し程度・Terraのみ) | とりあえず試したい人 |
| Go | $8 | Freeよりやや多い(Terraのみ) | 軽いコーディングをたまに行う人 |
| Plus | $20 | 基準(Sol・Terra・Luna選択可) | 本格的に試したい個人 |
| Pro 5x | 約$100 | 基準の約5倍 | 毎日コーディングする個人 |
| Pro 20x | 約$200 | 基準の約20倍 | フルタイム開発・高頻度利用 |
| Business | $20/ユーザー(年払い) | 座席ごと | 小〜中規模チーム |
| Enterprise | 個別見積もり | 座席ごと+管理機能 | 大規模組織・SSO必須 |
| API従量課金 | 従量課金 | 使った分のみ | 予算を厳密に管理したい人 |
金額・使用量イメージはすべて2026年8月時点の情報です。改定されやすいため、契約前には必ず公式サイトの料金ページで最新情報を確認してください。
Free・Go(お試し〜軽量利用)
2026年8月時点、ChatGPTの無料プランでもCodexが使えるようになりました。ただし利用量はごくわずかで、選べるモデルもGPT-5.6 Terraのみに限られます。
まずは操作感を試したい人向けの位置づけです。
月額$8のGoプランは、Freeより少し多い利用量が使える中間プランです。日常的にがっつり使うには物足りませんが、たまに軽いコーディングタスクを頼みたい個人には選択肢になります。
GoプランもモデルはTerraのみで、Sol・Lunaを使うにはPlus以上への加入が必要です。
Plus(月額$20)
ChatGPT Plusは個人向けの入門プランです。月額$20でChatGPTの通常利用に加えて、ターミナルやIDE拡張機能から使うCodex CLI、ブラウザ上のCodexエージェントなどが利用できます。
使用量は直近5時間の利用状況に基づく「ローリングウィンドウ」方式で管理されており、簡単な修正タスクなら多く、リポジトリ全体のリファクタリングのような重いタスクは少ない回数しかこなせません。
Codexの基本的な使い方は「Codexの使い方完全ガイド」にまとめているので、初めて触る方はあわせて参考にしてください。
Pro(5x・20x)
ChatGPT Proは、Plusより多くの使用量が必要な人向けの上位プランです。2026年4月にPro 5x(月額約$100)とPro 20x(月額約$200)の2段階に分かれ、Plusを基準とした使用量の倍率で選べるようになりました。
- Pro 5x: Plusの約5倍の使用量が目安です。毎日コーディングに使う個人開発者やフリーランス向けです。
- Pro 20x: Plusの約20倍の使用量が目安です。ほぼフルタイムでCodexを稼働させたい人向けです。
実際の消費ペースはタスクの規模や選択するモデル(GPT-5 Codex系など)によって変動するため、あくまで目安として捉えてください。
Business・Enterprise
チーム導入ならBusiness、SSOや監査ログなど組織ガバナンスが必要ならEnterpriseが選択肢です。
- Business: 座席課金制で、年払いの場合1ユーザーあたり月額$20が目安です(2026年8月時点)。組織単位での利用状況管理ができます。
- Enterprise: Businessの機能に加えて、SSO・監査ログ・SCIM対応などの企業向け機能が加わります。座席料金にAPI利用量に応じた費用が加算されるケースが多く、料金は個別見積もりが基本です。
APIキー(従量課金)での利用
OpenAIのAPIキーを使い、ChatGPTのサブスクリプションとは別に従量課金でCodexを利用することも可能です。Codex CLIやIDE拡張機能にAPIキーを設定すれば、入力・出力トークン量に応じた課金でエージェントを動かせます。
2026年9月時点の目安として、コード特化のgpt-5.3-codexは入力トークン100万あたり$1.75、出力トークン100万あたり$14.00という料金体系が案内されています。汎用のGPT-5.6系はモデルごとに単価が分かれ、軽量なLunaなら入力$0.20・出力$1.20とさらに低価格です(モデル別の詳細は「CodexをAPIキーで使う方法」参照)。
使った分だけ確実に請求されるため、社内で使う場合は利用上限をあらかじめ設定しておくと安心です。金額は改定が多い分野のため、契約・利用前に必ず公式サイトで最新の料金表を確認してください。
GPT-5.4の後継として提供されているGPT-5.6ファミリー(Sol・Terra・Luna)は、モデルごとに単価が分かれています。
2026年7月30日には、TerraとLunaのAPI料金がそれぞれ約20%・約80%引き下げられ、Lunaは入力100万トークンあたり$0.20・出力$1.20、Terraは入力$2・出力$12という水準になりました(Solの料金は据え置きです)。
ChatGPT Plus/Proなどのサブスクリプション経由でCodexを使う場合も、契約料金自体は変わらないまま、Terra・Lunaの利用にかかる使用量クレジットの消費が軽くなる形で反映されています。
モデルごとの特徴は「GPT-5.6移行ガイド」で解説していますので、あわせてご覧ください。
GPT-6 Astra(2026年9月3日リリース)のAPI単価
2026年9月3日に公開された最上位モデルgpt-6-astraのAPI単価は次のとおりです(100万トークンあたり・2026年9月5日時点)。
| 区分 | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| 標準 | $10.00 | $50.00 |
| 272Kトークン超 | $20.00 | $75.00 |
| Batch・Flex | 標準の50% | 標準の50% |
| Fast mode | 標準の2倍 | 標準の2倍 |
キャッシュ入力は$1.00です。272Kトークンを超える入力を含むリクエストは、リクエスト全体に対して入力・キャッシュが2倍、出力が1.5倍で課金されます。
一方、ChatGPTプランの枠内でCodexからAstraを使う場合は、契約料金とは別に追加料金が発生するわけではありません。プランに含まれるクレジットの消費レートが上がる形で反映され、その倍率はGPT-5.6 Solの2.5倍(Fast mode併用でさらに2.5倍)です。なお、Codex・ChatGPT Work・ChatGPT for Excel・Workspace Agentsは共通のクレジットプールを使うと公式に案内されているため、Astraの多用は他機能の枠にも影響します。上限に達した場合の追加クレジット購入の可否はプランによって異なるため、公式の料金ページで確認してください。詳しくは「Codex GPT-6 Astra対応ガイド」で整理しています。
なお、Codexで選べるモデルはプランによって異なり、Free・GoはTerraのみ、Plus・Pro・Business・EnterpriseはSol・Terra・Lunaから選択できます(2026年8月時点)。
2026年8月にOpenAIがX上で発表した「ChatGPT ChatではPlus・ProがSol、無料・GoはLunaでテキストチャット無制限」という整理はChatGPTのChat機能限定の変更で、Codexのモデル構成には影響していません。
継続利用にはどのプランが必要か
Free・Goプランのごく限られた利用量では、本格的な開発作業には足りません。上限に達したあとも継続して使うには、Plus以上の有料プランかAPI従量課金契約への切り替えが必要です。
過去にはキャンペーンとして一部ユーザーに限定的な追加枠が提供されたこともありますが、常設の仕組みではありません。
実例として2026年7月、GPT-5.6 Sol公開直後の需要急増を受け、OpenAIのCodex責任者が自身のXアカウントで、Plus・Business・Pro向けに5時間ローリング上限を一時的に解除したと発表しました。
週次の上限は当時も維持されており、無制限になったわけではありません。
この緩和は期間限定の措置で、Plusプラン向けの5時間上限は2026年8月25日に復活しています(Proプランは「今後数か月」は対象外と案内)。その後、復活への反発を受けて8月末には有料ユーザーの上限リセットとハーネス側の効率改善も行われましたが、上限そのものが恒久的に引き上げられたわけではありません。経緯と上限到達時の対処は「Codexの429エラー・使用量上限の対処法」で解説しています。
なお、Claude Codeなど他のAIコーディングエージェントとの料金比較は別記事で詳しく取り上げる予定です。ツールごとに課金方式(サブスクリプション型か従量課金型か)や使用量の数え方が異なるため、まずは自分の使い方に近い基準で比較することをおすすめします。
つまずきポイント
ChatGPT Plus/Proの利用枠とAPIキーの従量課金は別会計です。拡張機能の設定でどちらの認証方式を使っているか、先に確認しておくと安心です。
- Free/Goプランですぐ上限に達する: Free・Goプランは利用量がごくわずかなため、少し使っただけで上限に達し、Plusへのアップグレードを促す案内が表示されることがあります。本格的に使うならPlus以上を検討しましょう。
- 使用量の上限に達した理由がわかりにくい: 「5時間ローリングウィンドウの上限」と「月次・週次の目安」のどちらに達したかで対処法が異なります。エラーメッセージのリセット時刻を確認し、時間をおくかプランのアップグレードを検討しましょう。
- APIとサブスクリプションを混同する: ChatGPT Plus/Proの利用枠とAPIキーの従量課金は別会計です。IDE拡張機能の設定でどちらの認証方式を使っているか確認しないと、意図せず従量課金が発生することがあります。
- タスクの重さで消費ペースが大きく変わる: 小さな修正と大規模リファクタリングでは消費する使用量が大きく異なります。重いタスクほど消費が早いことを前提に、こまめに
git commitしながら進めるのがおすすめです。
トークン節約術
コミュニティで実践されている、Codexのトークン消費を抑えるコツも紹介します。上限に達する頻度を減らしたい場合の参考にしてください(2026年8月時点)。
- 出力は「解説不要」と明示する: 変更理由や仕組みの説明を毎回書かせると出力トークンが膨らみます。「コードのみ出力して」「解説は不要です」のように指示しておくと、出力トークンを抑えられます。
- 長いコマンド出力をそのまま貼らない: ビルドログやテスト結果を丸ごとペーストすると入力トークンを大量に消費します。エラーが出ている該当部分だけを抜粋して渡すほうが、消費を抑えつつ意図も伝わりやすくなります。
- 繰り返し使う前提知識はスキルにまとめる: プロジェクト固有のルールや手順を毎回プロンプトで説明する代わりに、Codex Skillsとして1回だけ読み込ませておく方法も有効です。詳しくは「Codex Skillsの使い方」で解説しています。
- クラウド実行で差分だけ受け取る: ローカルでやり取りしながら進めると、途中経過のログもすべてトークンとして消費されます。クラウド版にタスクを委任し、完了後の差分だけを確認する運用にすると、無駄なやり取り分のトークンを減らせます。クラウド版の使い方は「Codexクラウドの使い方」を参考にしてください。
- 推論強度をタスクの重さで使い分ける: 海外コミュニティでは、Plus(月額$20)プランで最高クラスの推論強度(High/Ultra相当)を重いタスクに使うと、1回のプロンプトだけで5時間枠の大半を消費してしまうという報告が多数寄せられています(787いいねを集めた442件規模の啓蒙スレッドなど、2026年8月末時点)。軽い修正やちょっとした確認作業は低めの推論強度・小さめのモデルに任せ、設計判断のような重要な場面だけ高い推論強度を使う、という使い分けが節約の基本です。
こうした工夫は上限のリセット周期自体を変えるものではありませんが、同じ作業をより少ない消費でこなせるようになるため、結果的に上限到達までの余裕が生まれます。
コマンド一覧は「Codexコマンド一覧・早見表」にもまとめているので、あわせて確認してみてください。
よくある質問
Codexは無料で使えますか?
2026年8月時点、ChatGPTの無料プランでもCodexを試せますが、利用量はごくわずかでモデルもTerraのみです。本格的に継続して使うにはGo・Plus以上の有料プラン、またはAPIキーによる従量課金契約が現実的です。
Free・Go・Plus・Pro・Business・Enterpriseはどう使い分ければよいですか?
まず操作感を試したいだけならFree、たまに軽いタスクを頼みたいならGo(月額$8)、本格的に使うならPlus、毎日コーディングに使うならPro 5x、フルタイムで酷使するならPro 20xが目安です。
複数人での管理やSSOなど組織向け機能が必要ならBusinessかEnterpriseを検討してください。
使用量の上限に達したらどうすればいいですか?
エラーメッセージに表示されるリセット時刻まで待つか、上位プランへのアップグレードを検討してください。予算を厳密に管理したい場合は、APIキーによる従量課金への切り替えも選択肢です。
ハブネコのひとこと
Free・Goプランはお試し程度の利用量しかないので、少し触っただけで上限に達しても焦らなくて大丈夫です。継続して使いたくなったらPlus以上への切り替えを検討するくらいの気持ちで十分だと思います。
まとめ
Codexの料金は、お試し向けのFree・Go、個人向けのPlus・Pro(5x/20x)、チーム向けのBusiness・Enterprise、従量課金のAPIという選び方に分かれます。
まず試すならFreeかGo、日常的にがっつり使うならPlus〜Pro、組織で管理したいならBusiness/Enterprise、予算を厳密に管理したいならAPI従量課金が基本の考え方です。
使用量は5時間ローリングウィンドウを基準に管理されており、Free・Goは選べるモデルもTerraのみに限られます。金額や上限は改定されやすいため、契約前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
実際にセットアップして使い始めたい方は「Codexのインストール手順」もあわせてご覧ください。
IDE拡張機能の認証設定を確認せずに使っていたら、ChatGPT Plusの範囲だと思っていたのにAPIの従量課金で請求が来ちゃって…。